コメント・推薦


◎佐藤忠男(日本映画学校校長)

私もはるか昔、定時制高校で学んだ者です。 いま学んでいる人たちをこの映画で見て、強い感銘を受けました。 がんばれ!と言いたい。


◎「こんばんは」監督 森康行
きっと作者は”やむにやまれぬ気持ち”でこの映画を
撮ったのではないだろうか。現代の病理に冒され、
困難な状況の中でもけなげに生きる若者たちの姿と
彼らを支え共に歩む教師の姿がまぶしい。


◎「Beautiful Islands」監督 海南友子

彼女のカメラワークは揺れていてピントもあっていなく、
とにかく醜い。でも、そこに映されている生徒たちの姿は透き通っていて清い。
作り手が4年間、心をこめて紡いだ物語は私たちに投げかける、
この国の”いま”はどうなのか?と。


◎「トントンギコギコ図工の時間」監督 野中真理子

先生は「教師はかくあるべし」というイメージで、時に子ども自体を見失っては
「自分がナサケナイ」と沈みこむ。生徒は「逃げたい、あきらめたい自分」
とのたたかいで、身体も心も痛めてしまう。しかしこの学校がリスペクトなのはこの先だ。
双方イタイ自分をごまかさない。あるいはごまかせない。
そしてさらされたイタサを受けとめてくれる誰かがいる。
それにしても、わたしなら同席することをためらってしまうようなイタイ姿に、いつも寄りそっていく大田さんはすごい。そのカメラの揺れも魅力だ。


映画「月あかりの下で」タイトル

現代社会を懸命に生きる、全ての人へ